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アドラー心理学 心理学

【アドラー心理学】すぐに役に立ったアドラー心理学の教え4つ

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アドラー心理学には、基本の原則【自己決定性、目的論、全体論、現象論(認知論)、対人論】の5つがあります。
どれも、希望を見出すのに必要な考えですが、今回は、上記の5つに縛られず、青年時代の私にとって、すぐに役立った
4つの考え方を紹介します。

1.「基本的な誤り」

心身のバランスが悪くなると、破壊的な考えに陥ります。
「他人の評価の目がオールオアナッシングで私を見るのなら、私はナッシング(無価値)だ」と考える考えです。
これは、多くの人がよく陥るため、「基本的な誤り」とよんでいます。

「基本的な誤り」の例は、

「会社の『すべての』人が、私のことを低く見ている」
「ミスしたら、『絶対に』許されない」
「出来て当たり前。できない私は失格」
「私は、『もう二度と』、誰からも信用されることはない」
といったものです。

少し冷静になれば、「全ての人が」「全てにおいて」自分のことを否定しているということは、嘘だとわかります。

自分をナッシングと考えるのは、自己憐憫です。
自己憐憫には、自分自身への甘美な労りの気持ちが含まれますが、
自己憐憫に長くひたると、冷静さと健全さを失います。

次の2でも触れますが、全員に嫌われることはありません。冷静さを取り戻しましょう。

2.「2・6・2の比率」

これは心理学というより、統計的なデータです。
平均的な人は、集団の中に好き嫌いがあって、だいたいは
好きな人2人
嫌いな人2人
どうでもいい人6人
という比率になるようです。

もちろん人によって、この比率に差異はあるでしょうが、
嫌いな人が一人もいない
ということはあまり無いのではないのでしょうか。

逆に言うと、あなたがどのような性格であっても、10人いれば2人ぐらいはあなたのことを嫌っているということになります。
この比率はほぼ変わらないということは、
この先、あなたがどのような性格であっても、10人いれば誰か2人からは嫌われるということです。
どんな性格であっても、その性格を好まない人は誰かしらいるのです。
それなら、自分を犠牲にしてまで嫌われないように努力するのは、無駄な努力ではないでしょうか。

3.アドラー心理学全体論の、「性格の裏表」について

どんな人も、性格に長所と短所を抱えています
(「ご自身の短所が一つもわからない」というのは、その考え自体が問題を抱えています)。
多くの方は、「自分は長所も短所もあり、短所のほうが多く、短所を減らしたい」と思っているのではないでしょうか。

アドラー心理学では、長所も短所もまとめて一つと考えます。
さらに、長所と短所はコインの裏表のように、表裏一体と考えています。

「慎重に考える」長所←→「判断が遅い」短所
「判断が速い」長所←→「計画性が低い」短所
「論理的に評価する」長所←→「疑い深い」短所
「人を疑わない」長所←→「騙されやすい」短所

長所が短所を作り、短所が長所を作ります。これらはワンセットです。
もし短所をなくせば、そのコインの表にある、長所も消えるのです。

そうであれば、自分の短所を悔いるようなことはやめて、長所を生かすような努力をするほうが健全ではないでしょうか。

4.「課題の分離」について

自称「おせっかいおばさん」の人は、貢献感を感じたくておせっかいをしていて、また、それによって貢献している自負もあるのだろうと思います。
しかし、アドラー心理学では、お互いに自律した関係を目指しており、
頼まれもしないのにおせっかいをする関係は、過干渉であり、
相手の勇気と自律をくじく、不適切な行動と考えます。

お互いに自律した関係は、個人はそれぞれの課題に取り組み、
協力が必要であれば、公平な立場で相談して協力します。

この考えは、仕事よりむしろ、他人の感情に巻き込まれないようにするときに役に立ちます。
誰か威圧的な人が怒っている時、その怒っている感情に過度に付き合う必要はありません。
その怒りの感情を抱えているその人自身の課題です。
その人の機嫌を立て直すのは、あなたを含めた周りの人の仕事ではありません。
どう接すればいいかわからない時は、極めて冷静に、丁寧な言葉で接しながら、「しかしあなたには支配されません」という態度で接するとよいのです。

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