アドラー心理学 心理学

【アドラー心理学】ありがとうと言えない人は、予測して心配することをやめてみる

とても忙しく過ごして、ようやく時間ができたので、「君の名は。」を夫婦で観てきました。
名前、つまり愛したい人の手がかりをなくしてしまうもどかしさ、切なさというのは、始めて味わいました。
私は「言の葉の庭」から入ったにわかファンですが、本作でも美しさを堪能しました。
ビジュアルを期待して見に行きましたが、RADWIMPS野田さんの声が一番胸に残りました。よかった。

ちなみに、私は名前を覚えるのが苦手なので、みつはちゃんが一生懸命走りながら「大丈夫、忘れない。絶対に忘れない」と言っているそばで、
私は「何君だっけ、何君だっけ、本気で忘れちゃった何だっけ」と違う焦燥感に駆られて観ておりました。

ありがとうと言わない人

さて、本題です。
昨日書いた基本的な間違い(basic mistake)と並んで、
生活上、円滑にすることを妨げる、大きな間違いがあります。

今日はその話です。

私は男性ですが、同じ男性からみても不器用だなあ、ということをいう人がいます。
「男がありがとうなんて気安く言うもんじゃない。恥ずかしい」
といった言葉です。
ただ、どのような心情かを察することはできます。

勇気について

アドラー心理学では、勇気を教えます。
しかし、荒々しく振る舞うことは勇気とは呼びません。
今までと違う言葉や態度を現すことを勇気と呼びます。
「ありがとう」と言ったことがなければ、それを言うことが勇気です。
「ごめんなさい」といったことがなければ、それを言うことが勇気です。
「ありがとう」や「ごめんなさい」を言える人にとっては、それは勇気でもなんでもありません。
しかし、言えない人にとっては、改まってそれを言うことは恐怖です。

何が恐ろしいか。

言ったことによって関係が変わってしまうことが怖いのです。

それを言ったことによって、変な顔をされたらどうしよう。
それを言ったことによって、下に見られたらどうしよう。
予測ができなくなって、どうしようどうしようとなってしまうので怖くなるのです。
今まで通りなにも言わなかったら、言わなかったときの予測は簡単です。
だからリスクを払って言おうとは思いません。

人の反応はわからない

もし、今、相手との関係がうまくいってなければ、態度を変え、関係を変える必要があります。
それは恐ろしいことです。
予測がつきません。
でも、できれば勇気を出して言ってみることです。
相手の反応と思考に予測を立てること自体、間違っているのです。

今までにない態度をとったとき、相手の考えていることや、反応は、よく知っている人であっても、予測不能と知ってください。
普段コミュニケーションをさぼっているなら、なおさらです。
予測することは間違いで、無駄です。

相手は一度では聞いてくれないかもしれませんが、
ひょっとしてびっくりしているだけかもしれません。
「せっかく言ったのになんだ!もう二度と言わない!」
と思う必要はありません。
3回目くらいで伝わるかもしれません。
「最初は期待しないで言ってみる」というのでちょうどいいです。


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