★★「月曜ELM」渋谷で開催しています。★★
「今日から使える勇気づけ」を学ぶ会です。
毎週月曜7:30~8:30
詳しくはこちらから
★★イベントのお知らせ★★
Love Movie Plus:恋愛映画で学ぶアドラー心理学トークセッション
https://www.facebook.com/events/1258459360891198/
2017/2/11 13:00~
ブリジット・ジョーンズの日記を鑑賞して、
映画の登場人物をアドラー心理学的に解説します。
聞いているだけで、恋愛に必要な自信を得られるトークセッションを行う予定です。
★★Kinle本になります★★
コツコツ書きためた「3分で読むアドラー心理学」ですが、タイトルを変えてKinle本になります。
プロのカウンセラーも読むのを思うと冷や汗しか流れないですが、自分の体験を通して書くことに価値があると思っています。
ブログ記事のものも加筆修正!未発表のもの半数以上!年内出版!(大丈夫か?本当に間に合うのか?)
Kindle Unlimitedでも読めるようにする予定ですので、年末の帰省中にぜひどうぞ。
不信感は本能的です
人には防衛本能があります。
人のことを信用するより、不信感をもって拒絶するほうが安全です。
「人の悪い意図をすぐに察知できる私は頭がいい」
とか、
「私って悪口の天才」
とか言う人がいますが、それは違います。
人を疑うことは簡単です。
楽だからです。
疑うことは本能に根差すのでエネルギーを使いません。
脳が停滞すると、より楽なほう、不信感で人を遠ざけるほうを選んで相手を攻撃します。
チームに信頼がないと会社も続きません
会社のことを「仲良しクラブじゃないんだから」
という人がいます。
たしかに会社は厳しい面もありますが、その発言にはあまりにも工夫がありません。
ある種、面倒を避けて楽をしているのです。
今は会社を10年持たせることが奇跡と言われます。
仲良しクラブではないまでも、チームとして相互信頼しつつ採算をあげる方法を探らないと、会社に人が残りません。
IT系は人の動きが激しいです。
採算だけ、ノルマだけ重視する方法だと、いずれつぶれます。
人格を無視して拡大しようとしてつぶれたウェブ制作会社を、私もいくつか見てきました。
相互信頼・相互尊敬に憧れている
アドラー心理学では、相互信頼・相互尊敬の態度を重視します。
人のことを信頼するには大きなエネルギーが必要です。
幸福であるには意志を伴います。
人間の成熟度を問われるのです。
今なおファンの多いハリウッド映画、「フォレスト・ガンプ」は相互信頼・相互尊敬の映画です。
この映画はピュアな主人公の物語ではありません。
大変な道を歩む主人公を称賛する映画です。
劇中のフォレスト・ガンプは言います。
「僕は利口じゃないけど、愛が何かは知っているよ」
彼は能天気だと思われがちですが、彼の言葉は、困難を乗り越える意志の言葉です。
言葉を選ぶ彼は、純真無垢とは違います。
純真無垢な人は、もっと善悪の区別がなく混沌としています。
彼の言葉が人の胸を打つのは、難しい試練であり、挑戦であることを知っているからです。
底抜けに優しい言葉を使う彼を、草食系と思わないでほしいです。
嵐の中でも優しい人は、草食系とは言いません。