ひとりで働く人のアドラー心理学 心理学 脳科学

異性ばかりか、同性とも仲良くできるようになる

話を聞かない男、地図が読めない女を読みました

先日、あんざいひかる(通称ぴかりん)先生から男性脳、女性脳の違いを教わりました。

続けて、あんざい先生に紹介された本を読みました。
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
という本です。

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男女の違いを知ること

たとえばよくある例。
デートで男性が女性の買い物に付き合った後、二人で食事に行きます。
すでに男性の元気バロメーターは、買い物に付き合ったことで残り30%まで削られています。

食事の後、女性は「ちょっと」と化粧室にいったきり、なかなか出てこない。
男性は心配になります。
「ひょっとしたら、ひとりで帰ってしまったのではないか?」
「あるいはドアの向こうで倒れているのではないか?」
「死んだらどうしよう?」
と思うくらい出てこない。

女性が戻ってくると男性は怒り出します。
「待たせすぎではないか!」と。
「勝手すぎるではないか!」と。

しかし、男性と女性の違いを知ると、いろいろな違いを冷静に受け止められるようになります。
(たとえ理解できなくても。)

この本で印象に残ったこと

本を読んでいたら、印象的なフレーズがありました。

お母さんがティーンエイジャーの男の子のことを知るのは難しいです。
中学生や高校生の男の子は、とにかく無口です。
その胸の内を知る方法を伝授する一文があります。

運動でも何でもいいから、いっしょに「何かやる」のだ。男の子は自然とおしゃべりになるだろう。

これは、お母さんから男の子へのアプローチを示しています。
しかし、男性が男性と友達になる方法でもあると得心しました。

仲良くなる方法は、一緒に食事することが多いけど、
他のことでも、一緒にスポーツをすると言葉を交わさなくても仲良くなれそうです。

認知のゆがみについて

男女の違いを受け止められない状態というのは、
アドラー心理学でいう「認知にゆがみがある」状態です。

人はそれぞれ「世界はこうなっている」という独自の解釈をしています。
その解釈が実際とおおきく離れていると、生きづらくなります。

この本やあんざい先生の講義は、
男性や女性の特質を知り、認知のゆがみを少なくするのに役に立ちます。
異性ばかりか、同性とも仲良くできるようになるはずです。

あんざい先生の講義はこちら
http://www.hgld.co.jp/event/view/173

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