勉強法 脳科学

「一日やった感」を出すには、気づきにナンバーを振ってみる。

仕事の気力を奪うのは徒労感です。
しかし、日々の仕事を徒労と感じるかどうかは自分の価値観次第です。

といっても、すでに徒労と感じていることを、無理して「いただいた仕事だから丁寧にやろう」と言い聞かせてみても、
つらいものはつらいですよね。
そんな無理はやめましょう。

今日は、別のアプローチをお話しします。

徒労に感じるのは、日々の仕事に発見や工夫がないからです。
ところが、どんな人でも(あなたも)、小さな発見や工夫を、日々経験しています。
小さすぎることだからと見逃して、忘れてしまっているのです。

例えばこんな小さなことも発見です。
・会社の窓を閉めるときのちょっとしたコツ。
・○○さんの説明する順番に、独特の癖があること。
・平日18:00に電車に乗るとき、こっちに乗ると混んでいなかった。

小さな発見を、「発見だ!」と認識するアンテナは、使わないと錆びてしまいます。
気づくためにはメモをすることです。
なおかつ、メモしたことにナンバーを振っていくのをお勧めします。

私は、一日の気づいた”ネタ”に、1から順にナンバーを振ってみて、自分の心の中に面白い変化を感じました。
もっとたくさん、ネタを集めたくなったのです。
最初は仕事をしていて、ついでにネタを書き留めていたのに、
ネタを集めるためにそのためにもっと仕事をしたくなりました。
仕事を完了するという与えられたテーマ以外に、ネタを集めるという別のテーマを手に入れたのです。

脳は、数は把握できますが、発見の大きい小さいはあまり把握できません。
だから、どんな小さなことでもいいのです。
50、100と目標にして、どれだけネタが集められるか挑戦してみると楽しいです。
男性脳は成果を感じるのが大事です。
一日の終わりに、自分が気づけた量を数えると、満足できます。

(追記)
「それをためて何になるの?」
ためてみたら、その使い道はきっと思いつくだろうと思います。
でも、何も思いつかなければ、とりあえずnoteで販売するのを目標にしてみてはどうでしょうか。

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