簿記という資格は、はっきり言うと面白みを見つけづらい学問です。
私も大学時代に、この学問の面白く無さに打ちのめされました。
簿記という学問は、エニアグラムで言うところの1番さん、きっちりやることに快感を感じる人に向いているのではと思います。
簿記に全然面白みを感じない人にとっては、「どうやったら面白くなるのか」、「どうやったら受験勉強の苦痛を軽減できるのか」というのが課題です。
そこで、私の提唱するのが、ゲームのレベルデザインの考えを資格への適用することです。
簿記検定をゲームとして、サッカー張りにゲームメイクしてあげる必要があります。
ここでいうゲームメイクは、「どうやって面白い遊びにするか、自身で調整すること」です。
簡単すぎても難しすぎてもゲームは面白くありません。
ゲームの設定方法としては、例えば
- ゲームとして成り立つのは、ギリギリの労力で合格すること
- 100点を目指すこと。
- 指定の時間(2時間)の半分で終わること
などなどです。
1時間で解答を終えて、さっそうと出るのはかなりハイレベルですね。
それをやっても、誰か褒めてくれるわけではありません。
だからこそゲームになりえます。
もちろん勉強中もゲームに出来るので、その場合詳細に設定していきます。
日商簿記三級すべりこみ講座は、要は捨てるところは捨てて、効果を集中させる方法です。
「受かりゃあ、それでいい」という方針でお話しします。
5問あるうちの、1・3・5問目だけやるのです。
受かるためだけでいいのであれば、勉強時間は20時間あれば大丈夫です。