フリーランスになるまでは、経理のことを少しやっただけでした。
充分「仕事」について学ばないままでフリーランスになったので、始めた当初は何をしたら良いかわからず、ご迷惑をおかけしてしまったことも多いです。
始めた当時、何に苦労していたか、思い出しながら書いてみます。
作業の依頼文が理解できなかった
相手の依頼メールの内容がわかりませんでした。
今なら読んでわからないことがあると「すみません、読んでもわからななったんです」と聞けますが、当時はアホみたいに簡単なことを気軽に聞けないと思っていたので、なんどもメールを読み返し、どんな意図で書いたものかを推測して、推測に矛盾がなくなるまで検討し続ける、といったことをやっていました。
時間の無駄とも言えますが、ある種、相手の意図をくもうとする能力が鍛えられたので、完全に無駄ではなかったのかなと思っています。
見積書、請求書の書き方がわからなかった
簡単なことですが、正解がわからなかったんで周りの大人に聞きました。
「子供か!」と突っ込まれたのですが、それでも教えてもらえました。
ちなみにこれから始める人向けに書くと、見積書、請求書はネットでテンプレートを無料でダウンロードでにさきます。そのまま使ってもらっていいです。
ざっくりと全体の金額を出すだけの見積書はあまり出すことがなく、何日か使ってやる仕事については業務を細かく分けて、それぞれに見積もり金額をリストにして書きます。
見積もりをするときの金額は消費税込みで書きます
見積書や請求書のデータは確定申告や他の業務でも使うのでなくしてはいけません。
とくに金額感がわからなかった
見積もりと書きましたが、いくらでこの仕事を引き受けるか、その金額もわかりませんでした。
今なら時給を考えて、何時間あるいは何日かかりそうかを考えて、算出します。
作る前にテストが必要なものだと、その試験分も見積もりにいれます。
相手が無駄の多い仕事の仕方をするところだと、うまく仕事が進まなくて時間を取られます。その分も見越して高めに見積もりますが、これはナイショにしてください。
「結局、仕事全部じゃねえか!」と聞こえそうですが、あははは、そう、全部知らなかったのですよ。
それでもやってこられました。これからフリーランスを目指す方もぜひ挑戦してください。