WordPress では、BackWPup というプラグインを使うと、サーバー上とデータベース上の2つのデータのバックアップを行うことができる。
1:自動バックアップの設定
管理画面の左メニューから「BackWPup → Add new job」の順にクリックする。
1.General
①ジョブは、覚えやすい名前を入れておきます
②backupする内容を選びます。
チェックすると、それによって設定項目(General,Scheduleから右)のタブが増減します。
Database backup(データベースのバックアップ) |
File backup(ファイルデータのバックアップ) |
WordPress XML export(WordPressの全て記事テキストデータの出力) |
Installed plugins list(プラグインのリスト出力) |
Check database tables(データベースチェック) |
③圧縮形式を指定します
Zip(Windows で良く使用される圧縮方式。GZipの前身) |
Tar(複数のファイルを1つにまとめる方式。UNIX 系 OS でよく使われる) |
Tar GZip(GZip は、UNIX 系 OS で広く普及している圧縮方式) |
Tar BZip2(BZip2 は、GZip より処理時間がかかるが、圧縮率が高いこともある) |
④バックアップ先を指定します
Backup root folder(サイトの最上層のバックアップ) |
Backup content folder(主要データのバックアップ) |
Backup plugins(プラグインのバックアップ) |
Backup themes(テーマののバックアップ) |
Backup uploads folder(主に画像ファイルのバックアップ) |
⑤処理結果の送信先をいれます。そのままで大丈夫です。
⑥チェックを付けておきます
2.Schedule
①with WordPress cronを選んで、ジョブを自動実行する設定にします
②スケジュールを指定します。バックアップはサーバーに負荷がかかるので日中でなく、夜中のほうがおすすめです。
3.DB Backup
①バックアップするDBのテーブルを指定します。そのままで大丈夫です。
②sqlファイル名を指定します。そのままで大丈夫です。
③圧縮するかどうかを選びます
4.Files
Filesはそのままで大丈夫です。
5.Plugins
pluginのリストをテキストファイルに保存する項目です。
①ファイル名を指定します
②圧縮形式を指定します
6.To:Folder
①保存先のフォルダを指定します。
②毎週バックアップであれば、12~15の範囲がよいです。
2:バックアップデータの取得
設定内容の通りでバックアップデータは取れているかを確認する。
設定変更後、「Run now」をクリックすると、設定プランは実行される。
バックアップが実行されている経過が表示される。「Job completed(実行完了)」と表示されたらバックアップが完了です。
3: ダウンロード
バックアップしたデータをダウンロードする。
管理画面の左メニューより「BackWPup → Backups」をクリックする。
ファイルをダウンロードできる。
4:データを使ったリストアについて
1.*.sql以外の他のファイルのリストア
*.sql以外の他のファイルは、ダウンロードしたファイルをアップロードすればOKです。
2.*.sqlのリストア
*.sqlはDB用のバックアップファイルです。phpMyAdminを使ってリストアします。
phpMyAdmin は、Web ブラウザからリモートでデータベースを操作するためのツールです。
1.dbにログイン
2.アップロード
の順で操作します。
phpMyAdminについては、また改めて。