Romancer
Romancerというサービスを使うと、docx形式のファイルをEPUB形式に変換してくれます。
WordやLibreWriterで書いた文書をEPUBにできます。
縦書きと横書きどちらで作ったdocxでも、設定だけで縦書きのEPUBに変換可能です。
サービスは無料ですが、一月に50MBまでというのと、一月に6回までという成約があります。
Romancerのサービス
サービス内には、docxをアップロードできる「原稿アップロード」と、
オンライン上で原稿を入力して作成する「エディタ入力」があります。
エディタ入力はマークアップを記述するのが大変です。
「原稿アップロード」を試してみることにします。
原稿アップロードについて
原稿アップロードの新規追加画面で、必要な情報を入力します。
組方向は縦を選びます。元のdocxが横書きのものでも大丈夫です。
すでにチェック済の状態でで表示されているはずです。
もし、サブタイトルを入れる場合は、「書誌情報(オプション)」をクリックして、その中に入力します。
作成するEPUBファイルは、RomancerのWEBサービス内で公開できます。
RomancerのWEBサービスに電子書籍を登録しないのであれば「EPUB変換のみ実行」にチェックを入れましょう。
設定ができたら画面下部に「変換」ボタンがありますので押します。
つづいて、著作権の確認を求められます。
変換処理が始まります。
変換が終了した。すごい!KDP(KindleDirectPublishing)用のファイルも生成されています。
変換に失敗する場合は、見出しを「見出し1」に統一してみてください。
私は「見出し1」と「見出し2」を併用するとなぜかエラーが出ました。
見出し1のみを使って書き出すとうまくいきました。
変換後ファイル名をクリックすると、ダウンロードできます。
EPUB作成をやり直すときは、再度「原稿ファイル」のボタンを押してファイルを選び、また「変換」ボタンを押します。
Readiumで確認する
Google Chromeのアドオン「Readium」を使うと、EPUBの縦書きファイルを表示することが出来ます。
Readiumを選択して、画面を開き、ブラウザの右上にある「+」を押します。
続いてファイルを選択します。
表示されました。