今回は、初心者向けにAI技術の最新トレンドであるChatGPTの導入方法をご紹介します。
難しいことは特にありませんよ！
この記事を読んで、あなたもChatGPTを活用してみましょう！
chatGPTの準備
準備といってもリンクをたどるだけです。
難しいインストールは不要です。
chatGPTのウェブサイトを表示する
以下のリンクからいけます。
「Try ChatGPT」というボタンをクリック
そのページから、さらに「Try ChatGPT」というボタンをクリックします。
chatGPTアカウントの作成
最初はログインアカウントを作成する必要があります。
メールアドレスと電話番号を登録することで利用できます。
googleアカウントやmicrosoftのアカウントを使用してログインすることもできます。
アカウントを作成してログインすると、次のような画面になります。
これで使用準備が整ったことになります。
赤枠のところに質問を入力すると回答が得られます。
ChatGPTに質問してみる
2023年3月現在は、GPT3.5というバージョンが無料で使用できます。
有料のサービスもありますが、気軽に試すには無料のバージョンで十分です。
どんなことを聞いてもいいですが、ためしに「お金を貯める方法は？」と聞いてみます。
すると次のような回答を得られました。
まっとうな回答に驚きます。
ChatGPTがくれる回答の精度を上げる方法
さらに制度を上げるには、質問する情報を増やします。
たとえば、以下のような細かい条件を付けます。
【質問文】お金を貯める方法は？
【目的】老後に2000万円以上を貯蓄したい
【役割】ファイナンシャルプランナーが返答する
【背景】質問者にはまったく貯金がない。年収300万円
【ターゲット】質問者は42歳
【条件】これから順番にやるべきことをtodoリストにしてほしい
【ポイント】なるべく易しく教えてほしい
【出力フォーマット】1000字以内で
ちなみに、Shift+Enterで改行することができます。
改行した方が見やすく入力できます。
この結果、さらに詳細な回答がもらえます。
次のような回答でした。
このようになります。ちなみに、この回答は途中でとまってます。
ChatGPTの回答が途中で止まってしまった場合の対処法
今回に限らず、よくchatGPTで回答が途中で止まってしまうことがあります。
その場合は、「その続きを表示して」と入力すると、続きが表示されます。
このように続きが表示されました。
ChagtGPTを使う際の注意点
ChatGPTを使用するときはつぎの点に注意してください。
情報の正確性に注意する
ChatGPTは自然言語処理に基づく言語モデルであり、トピックに関する広範囲な情報を学習していますが、それにもかかわらず、情報の正確性を保証するものではありません。そのため、ChatGPTから得られた情報を用いる際には、必ず他の信頼できるソースでの確認を行い、情報の正確性を確認するようにしてください。
秘密情報の扱いに注意する
ChatGPTは、インターネット上の一般的な情報を学習するため、秘密情報を含む個人情報や企業秘密などの扱いには適していません。
そのため、ChatGPTを使用する際には、個人情報や機密情報など、公開されるべきでない情報を入力しないようにしてください。
ちなみにAPI経由だと秘密情報は提供されないようです（これも確認して自己責任で使ってください）。
回答には限界がある
ChatGPTは、自然言語処理に基づく言語モデルであり、人工知能による自動応答です。
ざっくり言うと、使用する可能性の高い単語をつないでいるだけです。
そのため、ChatGPTが対応できる範囲に限界があり、複雑な問題や専門的なトピックに対応することができない場合があります。
間違いや古い情報がある
ChatGPTは、大量のテキストデータから学習しているため、変な回答が紛れ込みます。それに、古い情報が紛れ込みます。
2022年以降の情報は入っていないので、ChatGPT3.5には、2023年にWBCで優勝した国を答えられません。（2023年3月現在）
倫理的な問題に注意する
ChatGPTは、自然言語処理技術による自動応答の一つであり、倫理的な問題が存在する可能性があります。例えば、差別的な応答や攻撃的な言葉を含む応答が生成されることがあります。
さらにChatGPTの精度を上げるには
さらに回答の精度をあげるには、有料のサービスを利用する方法があります。
ChatGPTは4.0を有償で利用できます。
4.0のほうは、文章がより洗練されている印象です。
私は次のような印象を持っています。
- ChatGPT3.5:大学1年生（割と優秀な生徒）が書くレポート
- ChatGPT4.0:ビジネスマンが書くレポート
情報が不確かなのはどちらも同じなので、よく確認する必要があります。
