契約書の数字の書き方について。日付、金額、条項号の数字

契約書の数字の書き方について。日付、金額、条項号の数字

契約書に数字を書くときのお作法

始めて契約書を書く時は、ひな型をダウンロードして参考にするとよいですが、
それでも、最初は「何が正解か」「どこまでなら変えてもよいのか」
が分からず、戸惑います。
そこで、この記事では日付、金額、条項号の数字書き方を説明します。

契約書の日付をあいまいにしない

日付ははっきりと!。
「平成28年7月1日」といったように記入します。
「吉日」といったあいまいな表現では契約書が無効になるケースもあります。
借用書の場合は、返済期日も必須です。

契約書に記載する金額の正しい書き方

印字書類の場合は、アラビア数字でも漢数字でもどちらでもいいですが、
読みやすいアラビア数字を採用する例が多いです。
(手書き書類の場合は後述します)。

数字の場合、全角でも半角でもどちらでも構いません。

金額の前に必ず日本円を表す「¥」を、金額の後ろに小さく横棒を入れます。

例を出すと、「¥1,000,000-」といった書き方です。

漢数字と大字は、手書きで書く時の金額に

現在は、契約書は手書きで書くことはほぼないですが、それでも
借用書については、手書きで書くときがありそうです。

手書きなら、文字を改ざんされないように、金額を漢数字で記入します。
さらに漢数字の中でも、手を入れやすいものは、別の書き方をします。
この漢数字のことを大字(だいじ)ともいいます。

一→壱
ニ→弐
三→参
五→五または伍
十→拾
百→百または陌、あるいは佰
千→千または阡、あるいは仟
万→萬

金額は、端数まできっちりと書きます。
間に数字を入れられないように、「金」からはじまり、最後に「円」をいれます。
例を出すと、10万円は、「金壱拾萬円」といった書き方です。

漢数字について、さらに詳しくは、こちらを参照してください。

契約書の条項号の数字は?

は大きいくくりを条、それ以下の小さいくくりをといいます。
各条項の中で、箇条書きにするものは号といいます。

条文は、第1条、第2条(又は、第一条、第二条)と箇条書きにします

項には数字を振ります。
箇条書きにした各条文の中で、2項目以上のことを含んでいる場合、
1項目目の1は不要ですから省略します。
2項目めからは、2 と数字を振ります(第2項と読みます)

箇条書きで列記する場合には漢数字を使うとされていますが、契約書では(1)、(2)とするのが読みやすくでおすすめです。

構成の見本

構成としては以下のようになります。

第1条 △△△△△△△
第2条 △△△△△△△
2.〇〇〇〇〇〇〇〇
第3条 △△△△△△△
(1)・・・・・・・
(2)・・・・・・・

改ざんが心配な時は公正証書にする

金額を変えられてしまう場合は、契約書を公正証書にしておくことも検討してみてください。
契約書は私文書ですが、公正証書にすると公文書になります。
法的拘束力も強くなります。

【関連記事】

契約書に西暦を使ってもいいです。元号問題について

 

契約書の前条、前項、前号、各項、各号等の指定の方法まとめ

IT X 行政書士カテゴリの最新記事