アルゴリズム図鑑絵で見てわかる26のアルゴリズムが面白くて読んでいる。
ソート、配列の探索、グラフの探索など、とっつきにくそうなアルゴリズムの概念を、ソースコードではなく、図解で教えてくれる本だ。
図がキレイなのがポイントだ。対数の考え方も出てくるので、高校数学ぐらいの知識を必要とする。それでもそれぞれのページの見た目がよくてハードルが下がっているから、先を読みたくなるのだ。
高校数学ぐらいの知識が怪しい私は、「対数ってつまりなんだったっけ?」と調べながら読むことになる。これは、人によってはめんどくさいはずだ。
「なんで私はこの本を面白く思うのか」という、これまた人によってはめんどくさく感じそうなことを考えてみる。
人が何かを面白く思うにはポイントがあると思うのだ。
たとえば、やろうとしているなにかが、次の5つの条件のいくつかを満たしている必要がありそうだ。
- 性格にあっていること
- レベルがあっていること
- それまでに経験の積み重ねがあること
- 実際にやってみていること
- 自分で応用方法を考えること
1の性格にあっているというのは、ざっくり言うと感覚タイプがあっているかどうかだ。
人は視覚、聴覚、運動感覚のどれかに頼って思考している。
僕のように聴覚に頼って思考するようなひとは、このブログのように理屈っぽくなる。
仕方ない、仕方ない。性分だもの。
そのかわりに、一回だけでダンスの振り付けを覚えるような体感覚の器用さは、持ち合わせていない。
どの感覚が得意かということは、なにを面白く感じるかに影響を与えていると思うのだ。
時間が来たので、続きは明日。