著作権については、いろいろ知っておかなくてはならないことが多い。
ここでは、オープンソースのソフトウェアの著作権について書きます。
オープンソースソフトウェアの著作権について
誰かが書いた原稿や、誰かが撮って編集した写真や映像は分かりやすい。
ソフトウェアはどうだろう。
ソフトウェアについては、Qiitaによくまとまっている記事がある。
たくさんあるオープンソースライセンスのそれぞれの特徴のまとめ
大手だと、ほかの人が開発したライブラリは、よっぽど安定しているのが保証されているか、ソースが読み込めているかしないと使わないもんだけど、
一人や二人で開発している現場だとそうも言ってられない。
なにかライブラリを使用したいと思ったら、そのライブラリのライセンスをみて、何をしなくちゃいけないかを判断する。
商用利用ができないと絶対ダメ。
JQueryのライセンスはどうか?
ウェブ開発によく使うJQueryはどうかと言うと、
こんな風に書いてある。
Note: For the purposes of this document, the term "Project" will refer to any JS Foundation project using the MIT license AND referencing this document in the header of the distributed Project code or Project website source code.
MITライセンスだ。
商用利用、修正、配布、サブライセンスはOKということになる。
ちなみに、サブライセンスとは、ライセンシーがライセンスされた特許や商標を、さらに第三者にライセンスすることをいいます。
あくまでも「できる」というだけで、無制限にサブライセンスを許しているソースはあまりありません。
著作権の表示について
次に進もう。条件として、「著作権の表示」が求められている。これは何をしたらいいでしょうか。
実は、これは、もう書いてあるんです。
jsのソースコードの一番上にある、/*! jQuery v3.3.1 | (c) JS Foundation and other contributors | jquery.org/license */
これを残しておけばOKですよ。