利用規約・約款 行政書士

資料はどうやったら早く読めるか?

土曜日です。
今日は、経済産業省の「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」を読み直します。

このドキュメントは全体で380ページあります。
役に立つものですが、読みやすいとは言えないものです。
関連する法律は、条文の番号のみで引用がないので、一読しても意図がつかみにくくなっています。
こういったもの速く読む場合、どうやっているのか。
私なりの方法を書きます。

書類をnoteShelfに読み込む

紙に印刷してもいいですが、大量なドキュメントをストックしておけないので、
私は印刷するよりもnoteshelfというアプリを使用して、PDFをiPadで読み込みます。
こうしておくと、場所は取らないし、書き込んだり消したり気兼ねなくできるので重宝します。

書類の目次を読む

全体をざっと理解する必要があるので目次を読みます。
あくまでも、ざっとです。
もし書籍であれば、目次を読めばだいたいの構成がわかるのようになっているので、目次全体を時間をかけて読み込みますが、
こういった官公庁の書類は、目次を読み込んでもトピックの内容と数がわかるだけで、構成まではわかりません。
なので、本当にざーっと読みます。

書類の構成に着目する

構成を把握するために眺めます。
ページをめくりますが、まだ読みません。
この 「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」 をみてみると、
冒頭に「論点」として問いをたてて、そのあとに見解を示すQ&A形式になっていることがわかります。

書類を読み込む

読み込むというとかっこいいですが、ほぼ読みません。
ちょっとでも知っているところは飛ばして未知のトピックだけ読みます。
時間があれば1頁ずつ読み込んでもいいですが、
仕事で扱っているため全部知らないということはありません。

もし、まったく知らない業務であれば、いきなり官公庁の発表したドキュメントを読むより、
まずは入門書となる簡単な書籍を読んだ方がよいと思います。
利用規約についてはあまり書籍が出ていません。次の一冊は読みやすく、お勧めです。

さて、さっきも書いた通り、 「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」 はQ&A形式になっているので、
結論をペンでマーカーで線を引くことにしました。
これで理解しやすくなるはずです。

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