私の20代は、資格試験の受験ばかりして、少しもいい結果が出ず、試験はむいていないと見切ったのですが、
年齢を重ねるうちに、試験に向いている人・向いていないという人はなく、方法次第だと考えるようになりました。
私の若い時のように、「勉強をしているのに結果が出ない」という方におすすめする方法は、目次を覚えるという方法です。
なんでも見たら記憶できる人は別として、一般的な能力の人にとっては、まず目次の見出しを覚えることで、記憶の幹をつくり、
それから枝葉の知識をつけていくというやり方が、自然に知識がみにつくと考えます。
マインドマップというノートの記述方法に近い考え方です。
「それでは、マインドマップを書けばいいのか」というと、そうではなく、
「脳内にマインドマップをつくり上げる」のがゴールです。
幹を作れば、あとは繰り返しの学習で作り上げられます。
この方法は誰にもできるのです。
見出しを覚えるのは、なにかと順番を関連付けて覚えます。
自分の指ごとに見出しひとつ、とか、自分のよく通る道の目印ごとに見出しひとつを関連付け、
それらから見出しが思い出せるように繰り返します。