利用規約を追及しています
私は仕事で利用規約の作成代行をしていますが、
仕事外でも「利用規約コレクター」として、ウェブサイトとスマートフォンアプリの利用規約を、こつこつ集めてます。
これは半ば趣味的にやっています。
ウェブを使っていると、利用規約は毎日のように見るので、よく溜まります。
それから、利用規約については、絶版したものを含め、今までの本のすべてを読んでます。
(まだ歴史が浅いんでこんなことできるんですけども。)
規約についての新しいトレンドもキャッチアップしていますし。
ずいぶんマニアックになってきています。
雲竜型と不知火型
集めていると、利用規約という硬い法律的な話の中にも、
業種や会社の性格が読み取れてきます。
いつからか私は、数多の利用規約を、大きくわけて闘争的かどうかで分けるようになってました。
相撲の土俵入りも、この2つに分けられますから、
攻撃型の利用規約を「不知火型」、
そうでないものを「雲竜型」と呼んで遊んでます。
外資系のウェブサイトの規約は不知火型が多いです。
非常に圧力的。
炎上しないか見ていてひやひやするレベルです。
しかし、無料でユーザに使ってもらうクラウド型ノートのようなサービスは、雲竜型ですね。
不利益にならないだけでなく、非常にバランスよく書いてあります。
実は雲竜型は冒頭に「ポエム」が入ってくることもあって、もっと面白いです。
これの具体例はブログでは書けないな。
どこかであったら私に聞いてください。
洗練された規約3種類
社名は伏せますが、高度に洗練されていて、完成度が高いなと思うのは、
・圧倒的にシェアを持っているソーシャルゲームの利用規約
・大手のソーシャルネットワークサービス
・弁護士がやっているクラウド系サービス
これらはよくよくリスクを追及して練り上げてあります。
会社で統一して一つにまとめているところなどは、一年かけて作ったりしているそうです。
読みごたえがありますよ。
(追記:相撲の土俵入りの方の「不知火型は攻撃型」というのは根拠がないデマのようです。遊びでつけているので許してください)