Gitの普及活動をしている、行政書士の坂本です。
契約書のような書類は、Gitを使って管理するとめちゃくちゃ助かります。
これは私だけが考えていることではありません。
ちょっと前のWantedlyのインタビューでも紹介されています。
GitHubを使って法務コミュニケーションのスピードを2倍にした話
(こちらの記事ではGitのみでなく、Githubを履歴管理と連絡ツールとしての意味合いが強いですが。)
ところでGitって何?
Gitというツールについては、エンジニアやウェブデザイナーがプログラムのソースコードを管理するのに使っているツールです。
以下のような便利機能があります。
・編集履歴がコメント付きで記録できる。
・過去の状態と今の状態で変えたところを比較できる
・過去の状態に復元させることができる
・複数のバージョンを並列で使える
文書管理ツールとしても使える!
秀逸な機能を持っています。
これが無料で使えるんだからすごいですよね。
ノンエンジニア向けにSourcetreeというツールがある。
ただし、Gitについては、勉強が必要です。
しかも、結構難しめです。
難しい理由はやさしく書いた入門が少なく、
やさしく説明できる人も少ないからです。
また、Gitはコマンドツールで使われることが多いので、そのこともハードルを上げています。
しかし、ご安心ください。
Gitをやさしく使うための方法として、
SourceTreeというツールが用意されています。
SourceTreeは、Gitを分かりやすくグラフィカルに操作できます。
「どうしてそれを変えたのか」を記録しておけるのがうれしい
私はエンジニアじゃない人にも文書管理用にGitをおススメしたい。
その最大の理由は、履歴にコメントを付けられるからです。
シンプルな機能ですが、日付付きで、何を変更したかコメントをつけておける機能があると、助かります。
履歴にコメントをつける機能は、だれでも10分以内で学べます。
履歴にコメントをつけておくと、たとえばこんな時に便利です。
契約書などは一年後に更新するものがありますよね。
しかし、一年もたつと、昔のファイルは、記憶からほぼなくなっています。
たとえば、一年前の契約書を更新する必要があったとして、該当するフォルダを開けたら
「2017契約書」
「2017契約書- コピー」
というフォルダが二つあったら途方にくれます。
どっちが最終か、二つの中身がどう違うのか思い出せません。
あなたも経験ありませんか?
Gitだとそもそも複数のバージョンを保存しておくために、フォルダをコピーする必要がありませんし、
ファイルを更新するときにコメントをつけ記録しておけるので、
一年前のコメントを見ると、そのときに何を変えたのかを確認できます。
未来の自分に記憶のアシストをすることができるんです。
SouceTreeとGitはどうやって学ぶ?
さっき入門書は少ないと書きましたが、いい本が一冊ありますよ。
SouceTreeでGitを操作をする方法を学びたい人向けに、分かりやすい入門書も出ています。
また、書籍ではGtiの概念がなかなか頭に入らない人のために、
SouceTreeを一日で学習できるセミナーも月一回開催しています。
坂本は、エンジニアでない人にもGitを分かりやすく教える自信があります。
ご興味があればこちらをご覧ください。