「中学生でもわかる!アドラー心理学超入門」について

「中学生でもわかる!アドラー心理学超入門」について

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読んで思ったことを書きます。 書評ではないです。

アドラー心理学のいいところ

本書は、自己啓発編、コミュニケーション編、臨床基礎編にわかれています。
そして、「嫌われる勇気」と同じような、先生との対話形式で書かれています。

アドラー心理学のいいところは、この、「自己啓発編」にあたるところだと、私は思っています。

アドラー心理学が好まれている点を煎じ詰めて言うと、
「人は変われる」という個人の意志力を最大限に尊重していることでしょう。

・自分の性格を変えられないと考えることが、どうして間違っているのか。
・自分の性格が変われるという考えの理由はなにか。
この2つの質問に、アドラー心理学の基礎となる5つの原則(自己決定性、目的論、全体論、現象論(認知論)、対人関係論)
は非常にすっきりとした説明をします。

自分のココロとの折り合いがついたら、結果的に自分の人生の課題は、ほぼすべて人間関係なんだなとわかるのです。

ほかの心理学との比較

この本の臨床基礎編では、ほかの心理学者とアドラーを比較しています。
欧米では、フロイト、ユング、アドラーの3人を3大心理学者とよぶそうです。
ということで、フロイト、ユングの特徴にもふれております。

フロイトの精神分析学

人間の精神は
・エス
・自我(エゴ)
・超自我
に分類され、自我はエスと超自我の間で調整をとるという考え

ユングの分析心理学

無意識は2つの領域が融合している。
・集合的無意識
・個人的無意識
集合的無意識は、本能と読みかえてもいい。

個人心理学(アドラー)>分析心理学(ユング)>精神分析学(フロイト)
の順で腑に落ちます。
私には、フロイトのなんでも性欲で説明したがる考えは、ほとんどうけつけられません。

自分の心を説明できる基準を持つといい

世の中は、中途半端な心理学的コトバが、よく理解されずに広まっています。
よく使われる「トラウマになった」「心にブロックがかかった」という言葉は便利ですが、心を混乱させる原因になります。
どんな簡単なものでもいいので、アドラー心理学の本を一冊読んでおくと、生きやすくなるのになあと思います。

この「中学生でもわかる!アドラー心理学超入門」ですが、中学生には少し分かりづらいように思います。
大人の本を読んでみたいと思うのが中学生だから、いいかな。
「嫌われる勇気」で対話形式が気に入った人は、すんなり入っていけそうです。

現在の日本で、最も入門編としてわかりやすいアドラー心理学の本は、岩井さんの「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」です。とっつきやすい方をどうぞ。

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