日本語の手紙の書き方を、ずっと面倒だと思っていました。
今日改めて手紙の様式を確認したら、面倒なぶんだけ趣があると感じます。
私が十分に加齢した証拠だと思います。
やれやれ。おじさんになってしまったわい。
私は予備校時代、国語だけは勉強しなくてもできました。
良い点が取れて好きでした。
最近また、自分のなかの国語ブームが再燃しています。
もう一回生まれ変わったつもりで、あほみたいに勉強してみようかな。まず国語。
— 坂本倫朗|行政書士ひとり (@sakamotomichiro) May 11, 2018
プログラミングも法律用語も、私にとっては国語から地続きです。
プログラミング言語と法律はよく似ています。
似ているから、こんな面白そうなイベントも行われます。
法律用語は難解ですが、読み間違いが起こりえないという意味では、簡単であるともいえます。
「この2条1項のときの、乙の心情を20文字で答えよ」と頭を悩ますこともありません。
それは冗談ですが、法律文書には解釈に幅がありません。
「納品とはいつの時点を指すか」といったことや、「納品物は何か」は、はっきりと決められています。
もちろん、意味を一つに書くにはしっかりとした日本語の下地が必要です。
法律家が法律の文章を書くときは、解釈がぶれないように気を付けるわけです。
そういう意味で考えると、しっかりした日本語を、文章で伝えるということは、行政書士の得意なことではないでしょうか。
行政書士は代書屋と揶揄されますが、代書やって面白い可能性があることに気づきます。
現代の代書と言うテーマで、いろいろ楽しいことをできそうですよ。
行政書士ならではの面白い国語のアプローチを、世に出してみたいと考えています。