この世に一つだけという真実はない。バランスよく考えるために、抽象度を上げて考える。

この世に一つだけという真実はない。バランスよく考えるために、抽象度を上げて考える。

アドラー心理学の基礎基礎理論に「認知論」というのがある。
これは、すべての人は世界を「色眼鏡」をかけてものを見ているとする考え方である。
真実は、決してみることが出来ない。
なにかしら価値観のバイアスが掛かったものを、我々は日々見ている。
色眼鏡をかけていることに気づいて外したら、その瞬間からまた別の色眼鏡を帰ることになるのだ。

つまり、人は偏見からは自由になれないということだ。

もし偏見からある程度自由になる方法があるとすれば、それは、
よく広く学び、以前より客観的に判断出来るようにする機会を増やしていくことを目指すことにある。
苫米地英人さんがいうところの「抽象度を上げて考える」ということを目指すのだ。

一方で、失敗ばかり続くと、考えが狭くなり、偏見が強くなる。
・すべての人が自分を落伍者とみなしている。
・全ての人は、私を嫌っている。
・私は生きる価値が無い。
・私は何の役にも立たない。
・働いて当たり前、働かなかったらひとでなしだ。

これらは全て間違いで、アドラー心理学では「ベーシックミステイク(基本的間違い)」と呼ぶものだ。
これの考え方に固執すると、健全に生きるのに不都合なので、これらの囚われから自由になるために、カウンセリングをうけることになる。

もっとも、落ち着く時間の余裕があれば、間違いであることに気がつくことが出来るだろう。

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