大ヒット作「嫌われる勇気」でインパクトが大きかったのは、
「なんて論理的で緻密に会話を進行する生徒さんなんだ!」
という驚きです。
それはさておいて・・・
「嫌われる勇気」で一番インパクトが大きいのは、
悩みは全て対人関係で、全人類がぱちんと消えて目の前からいなくなれば、それまでの悩みもなくなるというところです。
職場の対人関係について、「誰と接するか」によって態度が大きくかわる人が非難されることがあります。
しかし、まわりに誰がいるか、それによって態度が変わるのは当たり前なんですね。
誰が近くにいるかで、課題が変わります。
解決したい目的が変わるのです。
どの人が近くにいるかで、態度がコロコロ変わる人は、その時、その態度になる目的があるというわけです。
それはすべての人がやっていることです。
母親と会うとき、妻と会うとき、飼い犬と会うとき、赤ちゃんと会うとき、買物をするときの顔や声は、全部違って当たり前です。
どの顔が本当なんてありません。全体で
まあ、年上にニコニコして、年下を露骨に邪険に扱うような人は貢献感が低く、問題がありますね。