男性は、理論を構築するために毎日必死です。twitterもfacebookも、理論的です。
理論的でないと生き残れないと思っているからです。
成果を意識して生きているのですよ。
統計的に見ると、男性のほうが、人生においてより有能でありたいと願います。
かたや、(私は女性の立場で生きたことはありませんが)女性は女性で観念を持って、他人様よりましな人生を送ってるように見えるようにと、人の目を気にして生きてます。
男女のどちらで生を受けたとしても、生きることに、人の目から見た成果を求めようとしているのは、疑いようがないですね。
成果というか、生きる意味ですかね。
日本人が働きすぎる根源は、人生に成果を求めすぎる価値観も関係しているように思います。
私は、人生の成果とは別にして、まず楽しく生きることが大事だと考えます。
私は、心理カウンセリングもしていますが、人生に目標を持たずに死んでもいいと、人には言ってます。
自分という存在が、歴史に残らなくてもいい。
死ぬときに自分を振り返って有意義でなくてもいい。
それより目指して欲しいことがあります。
知らないよその子が、「あんな大人がいるのなら、大人になるのが楽しみだ」と思われることが、大人である我々に課された課題だと思うのです。
今やっている仕事が、人の命の狭間で踏ん張る医者であるか、大したプレッシャーもない仕事で、なんの取り柄もなく午前だけ仕事をして、昼の3時から立ち飲み屋で呑んだくれているか。それは関係ありません。
仕事をせずにキャンプばかりしている怪しいおじさんに憧れる子供もいます。
子供には、楽しそうに見えるように狙ってやっているか、楽しくてやっているかはバレバレです。だって、それは彼らのフィールドですからね。
子供に、いいなあ、と思われることが、その人の社会貢献だと、常々思います。
呑んだくれるにせよ、仕事ばかりして過ごすにせよ、子供の目から魅力的に映るには、ある種の品性が伴っていないといけません。
「どうせ俺なんて」という態度の人には品性が感じられません。
それは子供にも伝わります。
今日の人生の中で、良いところ、面白かったところを探せるかが、その人の品性だと考えます。
私は、知らない通りすがりの子供にも、「大人って楽しそうだな」って思ってもらいたいです。
あなたは、どうですか。