声の衰えは、全身の筋肉の衰えであることに気づく

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昨日、加賀美幸子さんの話をしたが、
自分の記憶をたどると、もう一人、圧倒的ともいえる朗読の名人がいた。

私がFLASHの請負を始めた頃。
江守徹さんが山月記を朗読したものに、アニメーションを付ける仕事をやった。
そのころ朗読には興味がなかったけど、それでも江守徹さんの一声で、これはすごいと思わされた。
ちょっとでも聞いたら最後、ドンと話に引き込まれてしまう。
強力な引力を持った朗読だった。
今でも、YouTubeで探すと聞くことができるようだから、ぜひ聞いてみてほしいです。

そんな名人の声を聴きつつ、私は、一分間の朗読をEvernoteに録りためている。
自分の声を聞くと、がっかりする。
声帯も口も、どちらも老化を始めているので、あせる。

聞きやすくするために、元気なトーンが必要なのではないか?

元気な声をさぐっていく。
声を元気にするには、姿勢が大事なことに気づく。
リラックスした朗読では、筋肉のない私の声では、どうしてもおじいちゃんの声になってしまう。
それからトーンも少し高めにしてみる。
声の低そうなイメージがある江守徹さんも、声に芯はあるが、低い音ではない。

模索の結果、少しだけ、若く元気なイメージに近づいたと思う。

いつのまにか、朗読が若返りの話になってしまっていて、
自分が何をしていたかわからなくなりそうだけど、
もともとは、「日本語を上達させる」という目的で始めたことだ。

朗読から日本語を上達させるという無謀な道のりは、自分で好きで始めたことだけど、
今、全く道が見えず、険しい。
でも、まあいいか。

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