朗読を扱ううちに、
活舌の森に迷い込んでしまいました。
活舌についての本を読むと、たいてい大量の早口言葉を紹介してありますが、
おおよそ見当がつきます。
この通りにやってはいけません。
幹となる方針のないコンテンツは、三流なのです。
場当たりで場数を踏むのも、もちろん効果は出るのですが、
大人を動かすには指針が必要なのです。
しかし、どんな本でも気づきは得られます。
今日読んだ本で、「その視点はなかった」というものがあります。
一つ一つの音を丁寧に扱うということです。
目を瞑って、一つの音を丁寧に読むこと。
明日から心がけたいと思います。