日本語のレベルを上げるために朗読をしている。
まだ始めて間もないけれど、
これは、自分の体と言葉に向き合うことであって、
どうやらこれは、役者の訓練と同じことをしているようだ。
いまのところ、私は役者になる予定はない。
大変な遠回りをしていると思っていた。
しかし、まったく無駄なことでもないな、と思える記事に出会った。
そんな話。
文章の選眼と、繰り返し読むこと
昨日、契約書作成専門の竹永大先生が、twitterで面白いnoteを紹介していて、
ブックマークした。そのtweetが、これ。
やっぱり文章力って、そうなんだ(^^)/
私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します|えとみほ(江藤美帆) @etomiho #note https://t.co/viqtS5oWRe
— 契約書の専門家 竹永大 (@takecyan) March 11, 2020
そのnoteの記事は、優れた日本語を繰り返す読むことで日本語が上達するのではないか?
という内容だった。
その過程や選んだ題材が、とても面白い。
私が朗読の題材として選んでいるのも、私が近年巡り合った中で、
最も美しい文章を書く、福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」である。
あまり考えていなかったけど、もし朗読するとなったら、
できるだけ美しいものを選んで読みたいよね。
法務にとっては、文章は正しいことが求められるのだけど、
朗読においては文章の美しさで選んでしまうのだ。
そこで国語の選眼を養っていると言えなくもない。
そして繰り返し読むことで、自分がまだ持っていない文章の流れを
身に着けられるのではないかと予測する。
福岡伸一先生のような文章が書けるようになると考えると、ヒャッハー!である。
遠回りには違いないけどね。