IT 脳科学

姿勢をよくするには、背筋ではなく、足元を変える

姿勢をよくするための2つの改善ポイト

長期的な思考力やメンタル力は、脳内の酸素量が大きく左右します。
姿勢をよくすることで、酸素を脳内に安定供給できるようになります。

姿勢をよくするにはどうしたらよいでしょうか。
日ごろから気を付けて背筋を伸ばすことでしょうか。
それは、「3番目」に大事なことです。
背筋が伸びるのは、結果であって、方法ではありません。

姿勢をよくするためには、2つのことを改善します。
1:立ち方のくせをなおす
2:腰を足の真上にのせる

立ち方のくせをなおす

足の裏のどこで立つかは、人によってそれぞれ違います。
大きくわけると、次の4タイプです。
・かかとの内側
・かかとの外側
・つま先の内側
・つま先の外側
あなたは、足裏のどこで立つのが自然ですか。
私は、かかとの外側で立つのが生まれつきのくせです。

日ごろ観察していると、日本人は足つま先の外側で立つ人が多いです。
このポジションで立つと、どうしても内またになり、へっぴり腰になります。
腰が引けるのです。
この姿勢では、頭が体より前に出るので、頭が腰で支えられず、どうしても猫背になります。
それを気力でがんばって、背筋だけ伸ばそうとしても、苦しくて続きません。

姿勢よく歩こうと思ったら、
つま先の内側、つまり足の親指で立って、それが苦しくなくなるように、立ち方のくせを変えていきます。

腰を足の真上にのせる

つま先の内側、つまり親指で立つこともできるようになると、
一般的には「姿勢が良くなった」と言われるかもしれません。
しかし、腰が引けている状態では、エネルギーの消費が激しく、無理をすることになります。
たいへん疲れます。

足の指、腰、頭が一直線になるようになれば、無理がなくなります。

良い姿勢で自然に一日が過ごせるようにするには、腰の位置を足の真上に乗せるように慣れていく必要があります。
人に教えてもらうのがいいと思いますが、それが難しければ
・足腰の姿勢がいい人を見る
・自分の歩く姿を撮影して、姿勢がいい人との違いに気づく
というのが良いです。
これは、ある程度の期間が必要だと思います。
私も最初は、実際に見せてもらっても、腰の位置が違うのかどうかすら分かりませんでした。

座っているときの姿勢について

「立ち方は、座っているときの姿勢には関係がないじゃないですか」
と思われるかもしれませんが、姿勢よく座るためには足も使う必要があります。
姿勢の悪い人は、腰だけで体を支えています。
姿勢の良い人は、足と腰の3点で体を支えています。
3点で体を支えると、腰の負担も軽くなります。

まとめ:それぞれの個人の課題です

猫背の人は、浴衣を着ると似合います。
浴衣は猫背の人が来て似合うファッションです。
もともと猫背が多い日本の文化が生み出したものであって、田植えの文化、ナンバ歩きの文化から育まれたものです。
私も浴衣を着た、なで肩の女性を美しいと思います。
スーツを着て格好よく歩きたかったら、猫背は直していく必要がありますが、
姿勢をよくするかどうかは、その人それぞれの課題です。

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