「7日間起業」という本を読みました。
これは、とにかく7日間でビジネスを始めてしまおうというコンセプトの本です。
そのスピード感を素晴らしいと思って、紹介します。
7日間起業のスピード感
著者のダン・ノリス氏は「ローンチしなければ学べない」として、しきりにローンチの重要性を説きます。
著書の大半を、7日間で起業ためのステップを紹介していて、そのあとの章で「ビジネスモデルを精査」しています。
世に出した後で、精査なのか。
普通、逆ですよね。
でもそうしないと何も始まらないのだと思いますよ。
僕がやっている会社設立や契約書の作成もスモールビジネスですけど、
スモールビジネスって、とにかく、世に出した後で、ただひたすら、成功するまでPDCAを繰り返し続けていくのが大事です。
・・・と、勝間和代さんも『勝間式「利益の方程式」』で言ってます。
たしかにビジネスが大きい場合は、予算を使って備品を買ったり、人に助けてもらった部分はやり直しがきかないんで、
用意周到さが必要かもしれません。
でも、スモールビジネスで入念にビジネスアイデアを練ることは、
あまり意味がないと、私は思います。
漫画やムービーみたいに、世に出してしまったら、もうやり直せないコンテンツとは違います。
ウェブサービスやウェブ上のショップは、あとからやり直せるんです。
出しても直せるから、ウケるかどうか、まず、出してみましょう。
そして、これには、ウケなくても、すぐにひっこめない胆力がいりますよ。
ま、最初は気にしなくても、ほとんど誰にも見てもらえないんですけどね。
ウェブサイトを一日で作れるかどうかがキモだ!
「7日間起業」はネットを使ったサービスが前提となってます。
4日目に、一日で、約一万円以内でウェブサイトを作る予定となっています。
何を使うといいかの例が書いてあるけど、
英語圏のサービス名が書いてあるから、ここは日本のサービスに置き換えなきゃいけない。
やったことないと、ここでくじけそうです。
そんなわけで、日本で1万円以内でウェブサービスを作る方法について書いておきます。
WordPressというものを使おう
「7日間起業」も、このページも、
ウェブサイト(ホームページ)をWordPressという仕組みを使って作ることを前提としています。
WordPressというのは、ページを表示する仕組みを管理してくれる統合ツールのことで、
一度覚えてしまうと、ページの作成、更新、削除が、簡単にできるようになる優れものです。
デザインも「ワードプレステーマ」と言う名前で豊富に用意されています。
有料のものと無料のものがありますが、まずは無料で試すといいです。
テーマは後から帰ることもできます。
WordPressを使って、ウェブサイトを作るのは、HTMLやCSSを使ってイチから作成するのに比べれば、はるかに簡単です。
もちろん学習は必要ですので、そのことについても触れますね。
1万円以内でウェブサイトを作るのに必要なもの
1:ドメインとレンタルサーバー
ドメインの値段はさまざまだけど、.comの場合、年間1060円(毎年かかります)
ムームードメインで契約する場合、レンタルサーバーも用意してもらえますよ。
追加費用500円(毎月かかります)で、WordPressがすぐに使えます。これだと面倒なセットアップ不要。
ちょっと前までは考えられなかった便利さ!
後で紹介する書籍ではロリポップというレンタルサーバーを使っていますが、これも同じ500円です。
どちらでもよいかと考えてます。
2:WordPressの書籍
小さなお店&会社の WordPress超入門 ―初めてでも安心! 思いどおりのホームページを作ろう!
WordPressは感で使えるようなものではないので、勉強しなきゃいけませんが、何かを勉強するときの本は、「軽く薄く、わかりやすい本」
を勧めます。
極めようと思ったら、PHPというプログラミングの勉強をする必要がありますが、
起業のためのプロダクト紹介ページには必要ありません。
3:無料ワードプレステーマ
お勧めのビジネス用無料テンプレート
WordPressのデザインテーマについては、BizVektorをお勧めします。
私も多用しており、気に入ってます。
一つのテーマで4種類のデザインが選べ、そのため設定にちょっと癖があるんですが、
電話番号やお問い合せなど、勝手にいろいろ表示設定してくれるメリットのほうをとりました。
詳細な設定をするときに癖があるんですが、そこのところは後回しに出来るものでもありますしね。
ショッピングカートを作る場合
自分のサイトでモノを販売する仕組みは、一日ではできません。
デザインやプログラムを知る必要も出てくるし、
ウェブ利用規約やプライバシーポリシー法整備もなど整える必要があります。
一日じゃできないので、すでにあるBASEというサービスを利用しましょう。
無料でお店を開設して、商品を出しておくことができます。
メルカリをやっている人は、出品のイメージがしやすいかもしれません。
ただ、グッズを販売する場合は、メルカリよりオーナーとしてやることが多いです。
リアル店舗の店長をやるくらいのつもりで取り組む必要がありますよ。
で、いくらかかるんだっけ?
1060円+500円+2138円=3698円
ということで、1万円どころか5千円か
では、一日で作ってみるアル!