アドラー心理学の「ライフタスク」について
アドラー心理学では、人生において取り組むべき課題をライフタスクと読んでいます。
このライフタスクは、以下の3つに分けられます。
- 仕事のタスク
- 交友のタスク
- 愛のタスク
「交友のタスク」とは人間関係全般です。
「愛のタスク」とは家族との関係を指し、関係の近さによってはご親類との関係も含めます。
実際はこの3つのタスクに加えて、自分自身と向き合う「自己のタスク」もあります。
仕事のタスクは取り組みやすくはない
さて、アドラー心理学では、先に挙げた3つのタスクの中で「仕事のタスク」が最も取り組みやすいと説明しています。
私の現在の考えでは、「そうとも言えないな」と思うようになりました。
仕事に取り組みやすいと言えるとしたら、そこは社会主義国家なのではないかと思います。
ほとんどの人は、仕事によってお金を得ています。
そして、お金があるかないかは、心の状態を強く左右します。
自営業の家の家庭は、月末になると夫婦喧嘩をすることが多いです。
方々に支払いがあると感じることが、ストレスとなっているからです。
あと、仕事って、選び放題じゃないですよね。
能力や年齢によって仕事には制限があります。
健康状態も左右しますし。
家族のお世話をする場合は、時間の制約も受けることになります。
これも、仕事のタスクの難しいところですね。
タネをまいておきましょう
仕事のタスクに追われて、いつも厳しいなと感じているとしたら。
もし、そのままの状態で、いつまでも「その場しのぎ」のような仕事を続けていると、
消耗します。
未来に希望を持つためには、収入を増やしていく必要があります。
愛のタスクや交友のタスクと同様に、仕事はタネまきです。
今日すぐにどうにかなるもんじゃなありません。
勉強や経験の蓄積が必要なんです。
何か月か、あるいは何年か先を見越してタネまきをしていきましょう。
私は「ウェブ利用規約」について誰よりも詳しくなるために、
国立国会図書館にいって、ウェブ利用規約(約款)のことが書いてある本と雑誌をすべて読みました。
私が今、ウェブ利用規約の仕事をしているのは、すぐに仕事にならないと知りながら、タネをまいたからです。
そのときにまいたタネが今、回収できるようになっています。
種まき、しませんか?
まいたタネから目が出るときは、うれしいですよ!
注文のメールが来ると、緊張もする反面、やったと思います。
タネまきは、私にとっては「しなければいけないもの」というより、
やってみたいものです。
仲間の行政書士や税理士もよく勉強していますが、
ブロガーの人も、本当によく勉強していると思います。
みんなタネをまくことに時間をさいています。
フリーランスでなくて、会社員やバイトであっても、タネまきをすることは大事だと考えます。
会社員は目に見えた評価をもらえないとしても、自分にしかわからないタネまきができます。
あなたは今日、どうします?