「街の法律家」という仕事をしていますが、
結局は悩みを聞くことに尽きると考えます。
お客さんの悩みに、自分の持っている知識・人脈を総動員して論理的な解決に導くことが仕事なんだとわかります。
そして、ストレートに悩みを聞き出そうとすることより、
まず優先して聞くべきことは、
そのお客さんが、人生で大事にしている価値観です。
そのお客さんは、利益を出して安心したいのか。
勝ち誇りたいのか。
楽しく生きたいのか。
仲間と仕事がしたいのか。
任された仕事をきっちりしたいのか。
できるだけラクがしたいのか。
それを聞き出さないことには、導く答えは分かりません。
おもえば、価値観を聞き出すことは、
心理カウンセリングと全く同じでしたね。
やはり、この世に必要のない知識はありません。