ひとりで働く人のアドラー心理学 心理学

フリーランスの「自己決定性」について

私はフリーランスになって13年目になります。
フリーの仕事をしていると、ときどき将来の不安に襲われます。
将来といわず、すごく近い将来のお金の心配かもしれません。
フリーランスに限らず、派遣業や正社員の方も、同じような不安を感じながら毎日を過ごしているのかもしれません。

アドラー心理学では、基礎理論の一つに「自己決定性」というものをあげています。
これは、「人間は、自分の行動を自分で決められる」という考えです。
ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」のような壮絶な状況には至らないまでも、私たちは日々不安や焦燥を感じて生きています。
フリーランス仲間の「事業の運用資金がなく、将来に受注する仕事がみつからない」という相談を何度も受けたし、自分も何度もそうなりました。
この状況になっても、何一つ表情を変えず(内心はわかりませんが)、前向きな気持ちですぐに資金の工面をし、仕事の注文をとりにいける人もいます。
そうかと思うと、不安を避けてスマホゲームをやってきを紛らわしてばかりの人もいます。
すぐ動ける人は、ピンチの状況になってしまった今の状況を、今、分析してもしょうがないと思っているのです。
状況や環境によって、その後の人生は決定されません。今まででは忘れ、この後の人生をどうするかに焦点を絞るのです。

さて、フリーランスがが資金のピンチに陥ったら、まず
①したいこと
②したくないこと
の二つを明らかにしておきます。
電話対応したくないとか、終電まで働きたくないなどです。
したくないことの方が重要です。
したくないことを、無理してお金のためにしてしまうのなら、正社員になった方がいいのです。休みもあるし・・・福利厚生もあるし・・・。なにより病気の時に代わってくれる人がいます。

さて、したいこととしたくないことを明確にした上で、仕事を獲得する方法を手近なところから探しましょう。
セミナー系であれば知人にたずねてみるのがよいかもしれません。
ライティング系、技術系、ウェブ系、デザイン系であれば、gravieeレバテックlancersに登録してみます。
登録する技術がなければ、できそうなアルバイトを探しましょう。

また、アイデアを出すのが得意な人は、まわりの人の悩み事を探すといいです。
悩み事を解決するサービスは、速攻で仕事になります。
私がセミナーに出るときは、「周りの人はなにが出来なくて困っているのか」をひたすら聞いています。
困っている内容をセミナーにもできるし、アプリケーションが作れるかもしれません。

どうしても資金繰りに困るようであれば、待ってもらう電話もしてみてください。特に家賃についてです。
お金に困って自殺する人には、一度もお金の相談をしてない人もいらっしゃるそうです。
どうか不動産などに相談してみてください。

将来の、今よりましになった状況を想像してください。
自己決定性を発揮するには、過去の失敗をキレイに忘れ去ることがコツです。
今までのまずい時間の使い方を後悔している?一度キレイに忘れましょう。
ただ前を向きましょう。
これからのことを考えて行動すれば、最悪のことはまず起こらないと知って下さい。

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