アドラー心理学 心理学

気力について

出典が不確かだけど、谷沢永一さんが書いたものの中に「鬱になったら読書をする気力もおきない。読書をする気力というのは相当なものだ」というような文がある。
それを読んだときは、まだ20代の若いころだったと思うけど、びっくりした。
気力が、そこまでなくなったりすることを知らなかったのだ。
それからは、気力に個人差があることを忘れないでいようと思った。

気力は数値化できないけど、はっきりと目に見える。
気力は、心身のどちらの状態からも影響を受ける。
気力が充実していた人も、気力がなくなるときがくる。

「気力がないときは、なくても大丈夫。」
こんなふうに、自分や周りの人がどんな状態でも認めて受け入れるというのが、アドラー心理学のスタンスだ。
だけど、この考えは、多くの自制を必要とする。
この言葉を言うときは、何かをあきらめないといけないときだ。

また、アドラー心理学は、自分を受け入れること、「自己受容」を重要な考えとして基盤に置いている。
あきらめることと、自分を(ときには他人を)認め続けるということということは、真逆のことだ。
だから、よくよく考えていないと、わけもわからないままにアドラー心理学的な考えに振り回されてしまうだろう。

寄り添いながら、感謝の言葉に目を向けながら、あんまり考えないことがカギだと思っている。
それは、仕事をしたり、家事をしたりというものとは違う種類の気力を必要とするらしい。
仏教でいう、諦観にあたるものかもしれない。

ブログの購読方法について

-------------------------------------------------------------------------
■ブログ「site316.com」(管理人 坂本倫朗)は、次の方法で購読できます。
・Facebook(Facebookにブログの更新情報が流れます。)


・Twitter(Twitterで更新情報を受け取れます)
https://twitter.com/sakamotomichiro
-------------------------------------------------------------------------

-アドラー心理学, 心理学

よく読まれている記事

1
性格、人格、気質の違いについて

「内向型人間のすごい力」の本 アドラー心理学・ヒューマン・ギルドの岩井俊憲先生が ...

2
これからどうするか 幸せになる勇気

「嫌われる勇気」の続編、「幸せになる勇気」を読みました。 アドラー心理学が掲げる ...

3
【アドラー心理学】ありがとうと言えない人は、予測して心配することをやめてみる

とても忙しく過ごして、ようやく時間ができたので、「君の名は。」を夫婦で観てきまし ...