「エンジニアの副業は確定申告いるの?いらないの?」を解説

「エンジニアの副業は確定申告いるの?いらないの?」を解説

エンジニアで、会社勤めをしていて、土日に副業をされているという方も知り合いにいます。

本業の大変さは人それぞれでしょうが、もし時間に余裕があれば、
エンジニアは副業がやりやすいといえます。
エンジニアは不足しているし、そのスキルを売る方法はたくさんあります。
単価が高いのも魅力です。

副業の手続きについて

確定申告するか?と言う話の前に、副業には準備が必要です。

副業をするために、単純に「手続き」だけを考えても、次のことが必要です。

  1. 会社に「副業をしてもいいか」了承をもらう
  2. 開業届けを出す
  3. 毎年確定申告をする

1については、副業OKのところでも、社内文化に合わせて話を通すなどしてくださいませ。
NGのところは、隠し通そうとしても、住民税の金額が上がったりしてばれますよ。
投資等に留めたほうが良いのではないでしょうか。

2の開業届については、副業をするときは提出義務があります(出さなくても罰則はないですが、出しましょう)。

そして3番の確定申告について。これが少しややこしいんですよね。

確定申告の2つのライン、20万円と2,000万円

副業する人全員に確定申告が必要なのではありません。
次の条件に当てはまると、確定申告が必要です。

2カ所以上から給与所得がある方や、1カ所からの給与所得であっても、給与と退職以外の所得が20万円以上の場合は確定申告が必要になります。
また、1カ所からの給与所得の場合でも、年間の収入金額が2,000万円を超える場合は、確定申告が必要です。

逆に言うと、お給与をもらう形式の副業でなければ、
本業以外の所得が年間20万円以下で、本業含めて全部を足しても所得が2,000万円以下あれば、確定申告は必要ありません。

さらに付け足すと、副業が、時間給のアルバイトだったら、20万いかなくても確定申告が必要です。

「20万だったら、1案件で越えてしまうじゃん!」
と思われたでしょう。
しかし、確定申告では、単純に入ってきたお金を計上するのではなく、
そこから経費を引き算することができます。

差し引ける経費

経費とは何か

副業の収入合計から、それを稼ぐために使った費用が引けるんですよ。
以下のものが、差し引けます。

(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

参考 国税庁のページ
No.2210 やさしい必要経費の知識(リニューアル後)

例を挙げます

エンジニアの副業だと以下のものが経費で、イメージしやすいものを書いてみます。
経費に入れられるものは、これが全部じゃないけど参考までに。

  • パソコン・周辺機器→「減価償却費」
  • カメラマン、デザイナーに協力してもらったとき→「外注費」
  • ネット代→「通信費」
  • 見積書、請求書を郵送→「通信費」
  • 宅配便→「荷造運賃」
  • ペンなどの文房具→「消耗品費」
  • お打合せに向かうときの電車代→「旅費交通費」
  • お打合せに使ったカフェの飲み物代→「接待交際費」
  • 参考図書→「新聞図書費」

ほか、詳しくはこちらを参考にしてください。
個人の確定申告で経費として計上できるもの

話を戻すと、
1年の本業以外の所得から、1年で使った費用を引いて
それでも20万円超えていたら、そのときは確定申告が必要なんです。

会計記帳をする必要があります

確定申告は、青色申告と白色申告と二種類あるのですが、
昔と違って、白色申告でも2014年から会計記帳が必要になてます。

副業するなら、レシートを取っておくこと、そして記帳しておくことが大事です!
と声を大にして言います。
私は毎朝記帳してます。

副業の会計記帳のことで相談があればご連絡ください。
カンタンな方法をお教えします。

今日の記事は雑誌を見て、「え!うっそーん!」と思って書きました。

ある雑誌に、「雑所得=経費を差し引けない」と書いてあって、「そんな馬鹿な!」
と思ったのがこの記事を書いたきっかけです。
あの雑誌、大丈夫かな。

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