個人事業を始めた人の一番の悩みは「新規顧客獲得」です。
立ち上げ時は広告が必要です。
よっぽど珍しい事業をやっていると自他ともに認める事業であれば、マスコミへの情報提供を行います。
雑誌やテレビ業界につながりのある人に紹介してもらうか、ご自身で「情報提供します」とマスコミに連絡します。後で話しますがウェブに情報を載せておくのも忘れずに。
しかし、特徴はやっているうちに出来てくることが多いです。サイバーエージェントもそうでした。
立ち上げ時にはそんなに珍しくない事業がほとんどかもしれません。
その場合は、マーケティング、つまり広告が必要になります。
広告の結果は時間差で出ます。だから、どれくらいのことをしたら、何件反応が返ってきたかという数字を取りながら行うとが大事です。
おもな公告方法は以下のとおりです。
- 友達や知人に話す
- 勉強会・交流会で名刺交換をする
- ネットでアピールをする
- チラシを使ってアピールする
- 近所の広告でのアピールをする
ただし、ほかにも方法は何万通りもあるはずですよ。
友達や知人に話す
友達や知人が誰かに話してくれて、それが波及していく。広告の理想形です。
広告としては、これが一番効果があります。
友達や知人にとって、話したくなるような特徴のある事業であると、なおうまくいきます。
これで軌道に乗る人がたくさんいます。
以下で話すいくつかの広告も、最終的にはこのリアルバズを起こすことが目標となります。
友達がそのお友達に話したくなるようにするには、
「また頼みたい」と思われるための仕事の丁寧さが必要です。
勉強会・交流会で名刺交換をする
私のような士業でなくても良い方法だと思います。
勉強会・交流会に出る人の根底には「勉強して克服したい課題がある」
つまり、課題をもっていたり、解決したい悩みをもっている人が多いのです。
商売の王道は、悩みを持っている人の悩みを解決することです。
どこにいれば、どんな悩みを持っている人に会えるのかを考えて勉強会に行くことをお勧めします。
とくに都心部では勉強会には出たい放題なので、利用しない手はありません。
勉強会はストアカをはじめ、いろんなサイトで探せます。
デメリットは、時間やお金を多く費やすことですね。
特に時間をたくさん使います。
ネットでアピールをする
今の時代はどの業種でもウェブサイト(ホームページ)が必要です。
広報活動のためにウェブを利用するといいですが、ウェブで集客しないという人にとっても
ウェブサイトを作っておいた方がいいです。
お客さんは、まじめな会社かどうか、お金を払っても大丈夫かどうか、仕事を一緒に出来そうな会社か
確認するためにウェブサイト(ホームページ)を見ています。
ある程度の年齢の方には受け入れられない方法です。
2~3万円でウェブサイトをプロに頼むのは無理です。
ちゃんとしたものを作るにはお金がかかります。
ウェブサイトに時間をかけずにちゃんとしたいものを作るのであれば、
WordPressやJimdoを使ってご自身でウェブサイトを作成しましょう。
後に紹介する広告も同じですが、
広告は効果の計測と微調整が必要です。
微調整をするためには、最初から自作して仕組みを知っておいた方がいいのです。
チラシを使ってアピールする
飲食店など地域に密着するスタイルのお仕事をするときに効果的なものです。
デメリットがあり、嫌がる消費者にとっては逆効果になることです。
また、見ずに捨てられるのがほとんどであるのも、このチラシのポイントです。
私もチラシをもとに出前を取ったことがあるので、効果もあるでしょう。
競合のいないサービスなら別ですが、
デザインがダメだったり、食品なのに写真が悪かったりすると、効果はほとんどありません。
広告も勉強が必要です。
たとえばラクスルでは、デザインのテンプレートが用意してあって、デザインがよくわからなくても
綺麗な公告を作りやすいです。また、印刷だけでなく、地図を指定してのポスティングも別料金で行ってくれます。
なお、公道でのチラシの配布は所轄警察署の許可が必要です。
近所の広告でのアピールをする
電柱広告や、バス広告などですね。
同じように、地域に密着した業態に向いた広告です。
電柱広告は、自分で勝手にはつけられないので、たとえば東電タウンプランニング株式会社や旭広告社のような広告会社に頼むことになります。
だいたい月額3千円以内というところが相場ではないでしょうか。